歯のセラミック
治療とは?

歯のセラミック治療とは、虫歯治療や歯の破損などで失われた歯の部分をセラミックという素材で補う自由診療の治療法です。

透明感があり、光を自然に透過させるセラミックは、天然歯に近い色合いと質感を再現できるため、治療後も口元全体が自然で美しい印象になります。

こんなお悩みを持つ方におすすめです。

セラミック歯の特徴

セラミック治療の
メリット・
デメリット

セラミック治療にはメリットだけでなくデメリットもあります。どちらも理解したうえで、治療を受けるべきか検討しましょう。

セラミック治療のメリット

見た目が美しい

セラミック治療の大きな魅力は、見た目の美しさです。なかでもオールセラミックは透明感やツヤがあり、天然歯と見分けがつかないほど自然に仕上がります。
さらに5〜10年程度は一定の白さを保つことが可能で、美しい口元を長く維持できるでしょう。そのため、審美性を重視したい方に選ばれています。

耐久性が高い

セラミックは、口腔内の厳しい環境にも耐えられる素材です。金属のように変形を起こさず、タバコのヤニや飲み物による着色もしにくいです。適切にメンテナンスを続ければ10年以上は使い続けられるので、経済的でもあります。

二次う蝕のリスクが低い

二次う蝕とは、一度虫歯治療をした歯が再び虫歯になることです。金属を使用した詰め物の場合は、劣化によって天然の歯との間に隙間ができることがあります。そこから細菌が入り込むと二次う蝕になるリスクが高まります。
一方でセラミックは長期間使用しても隙間や段差が生じにくいため、二次う蝕になるリスクが低いといわれています。また、セラミックの表面はツルツルとしており、汚れが付着しにくいことも虫歯になりにくい理由といえるでしょう。

金属アレルギーの心配がない

金属を使用していないセラミックの歯を選択すれば、金属アレルギーの症状が現れる心配がありません。そのため、金属アレルギーの方でも安心です。
ただし、メタルボンドという被せ物は内側に金属を使用しています。メタルボンドを選択すると金属アレルギーの症状が現れる可能性があるため避けたほうがよいでしょう。

歯茎が黒ずむ心配がない

金属製のインレーやクラウンの場合は、金属が溶け出して歯茎が黒ずむことがあります。
しかし、オールセラミックやジルコニアなどの金属を使わないセラミックの歯を選択すれば、歯茎が黒ずむ心配がありません。そのため、長期間美しい口元を維持できるでしょう。

セラミック治療のデメリット

割れる可能性がある

セラミックは陶器と同じ素材のため、強い衝撃が加わると割れる可能性があります。そのため、強い力が加わる奥歯にはジルコニアなどの強度が高い素材を選んだほうがよいかもしれません。
また、セラミック製のインレーやクラウンを割れにくくするためには厚みを持たせる必要があります。その際に歯を多く削る場合があることも理解しておきましょう。

保険適用外で費用が高い

セラミック治療は保険が適用されないため、高額な費用がかかるケースが多いです。保険診療と比べて高額になるので、治療前に費用について事前によく確認しておくことが大切です。

マーククラウン
(白くて硬い被せ物)
自由診療になります

オールセラミッククラウン(e-max,硬度360~400MPa)

保証期間:1年

全て高強度ガラスセラミックによる被せ物です。
e-maxの場合、普通のセラミックと比べると4倍近い強度があります。

ハイブリッドセラミッククラウン(硬度100〜200MPa)

保証期間:1年

ハイブリッドセラミックは、プラスチックにセラミックを混ぜて硬くした歯科用樹脂です。

料金はこちら

インレー
(白くて硬い詰め物)
自由診療となります

セラミックインレー、オールセラミックインレー

保証期間:1年

e-max(イーマックス)インレーとなり、普通のセラミックと比べる4倍違い強度があります。
(メーカーや種類によって差はあります。)

ハイブリッドセラミックインレー

ハイブリッドセラミックは、プラスチックにセラミックを混ぜて硬くした歯科用樹脂です。

価格はこちら

痛みに配慮した
治療への取組み

当院では治療時にできるだけ痛みがないように配慮を行っております。
怖がり・痛がりの患者様や麻酔がイヤで歯医者嫌いになっている方もご安心ください。

①ゼリー状表面麻酔

従来のゼリー状の表面麻酔を用います。

②コンピュータ制御 コードレス注射器

コンピュータ制御コードレス注射器は「注射開始から注入速度が緩やかに上がる」注射をコンピュータが自動的にコントロールします。

③ディスポーサブル注射器33G

細い針を使います。

④麻酔用カートリッジウォーマー

注射の前に麻酔液を温めると痛みが減ることはもう周知の事実。
麻酔用カートリッジウォーマーは最も痛みの少ない温度「37℃」に麻酔液をきっちり温めます。